イギリスの大学LSEが仮想通貨やブロックチェーンを学べるオンラインコースを提供する計画

2018年8月より、イギリスのロンドンにある大学LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)が、仮想通貨やブロックチェーンに関するオンラインコースを提供する計画を立てていることが明らかになりました。

実践的なスキルを学べるオンラインコース

LSEによれば、今回発表した新しいコースは「仮想通貨投資と創造的破壊(Cryptocurrency Investment and Disruption)」という名称です。このコースを選択すると、仮想通貨ウォレットの使用方法からICOの分析方法など、仮想通貨取引所での実践的なスキルを学ぶことができるといいます。

ノーベル受賞者18人が席を置くLSEは、世界でも名の知れた大学です。新たに仮想通貨のコースを導入したことによって、政府や規制当局、企業、個人投資家、金融機関などが、破壊的な影響力を持つ仮想通貨の理解するのをサポートするようです。

関心が高まる仮想通貨とブロックチェーン技術

仮想通貨の指数関数的な成長とボラティリティーおよび、それらを支えるブロックチェーンの分散型台帳技術によって、暗号資産やICO、デジタル資産への世界的な関心が高まっているとしています。

LSEの情報システムとイノベーションを専門とする准教授のカルステン・ソレンセン氏が、オンラインコースを担当します。計60時間のコースは6つのモジュールで構成され、受講するには費用として1,800ユーロ(日本円で23万円)がかかるようです。

イギリスにある大学の教授らがEUで世界初の「ブロックチェーン大学」の設立を計画

2018.06.18

マルタやオーストラリアの大学でも

マルタの画像!
仮想通貨やブロックチェーンを学べるコースを開設する大学が広まってきています。ブロックチェーン・アイランドを目指すマルタでは、ある大学が2018年10月にブロックチェーン の学位を設けることを発表しています。

さらにオーストラリアのRMIT(ロイヤルメルボルン工科)大学が、ブロックチェーン技術に関するコースを同年2月から開始しています。ブロックチェーン戦略の開発とされる8週間にも渡るコースは、理論的なブロックチェーンの側面に加え、実践的なブロックチェーン技術のスキルも学べるようです。

仮想通貨とブロックチェーンを学べる「edx」

また、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)とハーバード大学が設立したオンラインプラットフォームの「edx」の中で、仮想通貨とブロックチェーンについて学べるコースがあります。

edxとは、世界中の大学のオンライン講座が集まっているサイトです。1,000 万人を超える人々が登録しており、世界的に有名なカリフォルニア大学バークレー校や、ボストン大学、北京大学、オックスフォード大学なども講座を提供しています。

このedxは、世界中の学生に無償で学問を提供するというコンセプトで設立されたため、受講料が無料となっています。期間については、どちらか片方を受講する場合、週に3〜5時間×1ヶ月半となっており両方を受講するのであれば、期間は3ヶ月半と伸びます。仮想通貨やブロックチェーンに関する知識は短期間で学べる分野ではないため、妥当な時間と言えます。

まとめ

仮想通貨やブロックチェーンについて学べる環境は、これらの普及と共に増えてきています。日本でも仮想通貨のセミナーが大阪や福岡で行われています。大学という学問の機関が提供するサービスなだけあって、肝心な内容はしっかりしているものでしょう。これがきっかけで、仮想通貨のユーザーやブロックチェーンを導入する企業はさらに増えていくかもしれません。

ブラジル初!大学で「暗号金融学」を学べる修士課程を新設

2018.04.16