ブロックチェーンによる航空機向けサプライチェーン展開させるべくアクセンチュアとタレス・グループが提携

ストラテジー、コンサルティング、デジタル、テクノロジー、オペレーションズといったサービスを5つの領域で提供する総合コンサルティング企業のアクセンチュアが、フランスのタレスグループと提携した事が明らかになりました。

この提携は、ブロックチェーンを用いた航空機向けのサプライチェーンを展開するためだとしています。

アクセンチュアとタレス・グループが提携し発展目指す

タレス・グループは、フランスの大手電機企業です。航空宇宙、防衛、交通システム、セキュリティーといった4つの分野での情報システムと、各種サービスを提供しています。パリ近郊のラ・デファンスに本社を構えており、ユーロネクストのパリ証券取引所に上場しています。

このソリューションはハイパーレッジャー・ファブリックをベースとしており、イギリスで行われるファーンボロ国際航空ショーで初めて公開されるようです。ブロックチェーンとタレス・グループのツールPUF(物理的複製防止機能)を用いて、航空機の素材や部品をそれぞれ監視と共に追跡する事で、本物であることを証明するとしています。

アクセンチュアの航空宇宙で防衛分野を務めるジョン・シュミット氏は「航空宇宙および防衛産業は、世界で最も複雑なサプライチェーンの1つを抱えている」と述べています。

航空防衛企業の80%がブロックチェーンを導入

また、近い将来にブロックチェーンは航空宇宙産業に大革命をもたらす可能性があると、ジョン氏は付け加えています。アクセンチュアは、2021年までに航空防衛企業の80%弱がブロックチェーンを導入するだろうといった報告書を提出しています。

タレス・グループの責任者も、今回の取り組みについて「ブロックチェーとクリプトシール、PUFが組み合わされば、信頼性の高い部品追跡が可能になる。」と期待を寄せているようです。

まとめ

ブロックチェーンを用いた航空機向けのサプライチェーンを展開するために、大手のコンサルティング企業であるアクセンチュアとフランスの多国籍企業のタレス・グループが提携した事が発表されました。タレス・グループのPUFというツールとブロックチェーンを使って、航空機の部品等の追跡と監視を行う事で、本物である証明をするとしています。今回の2つの大企業が提携して取り組むことに、特に航空業界からの注目が集まりそうです。

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