リップルCEO「ビットコインが仮想通貨市場へ与える影響力はいずれ減少する」

仮想通貨市場は「ビットコイン建て」でアルトコイン(BTC以外の仮想通貨)が取引されているという理由からも「ビットコインの価格が下がると他の仮想通貨も下がる」とされています。仮想通貨の「基軸通貨」であるビットコインが市場に与える影響力は相当なものと言われています。

そんな中、ニュースメディアCNBCによると、Ripple(リップル/XRP)のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、ビットコインが与える仮想通貨市場の価格への影響力はいずれは減少すると考えているそうです。

10年後99%の仮想通貨が無くなる?リップルCEOの発言

今年に入ってからというもの、依然として軟調が続く仮想通貨市場ですが、情報サイト「コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)」によれば、仮想通貨市場の時価総額は、ピーク時と比較すると、50%以上も減少しているといいます。

リップルCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は下記のように述べています。

「この業界はまだまだ初期の産業です。まだ投機的な動きが市場を支配しておりますが、人々がさまざまなユースケースをよく理解していけば、それが終わるのも時間の問題でしょう。」

現在、ビットコインおよびアルトコインは1,500種類以上が流通しているとされています。しかし、ブラッド・ガーリングハウス氏は、仮想通貨を「新興産業」と例えていて、実にその99%が今後10年で無くなる、と指摘をしています。

「ポンプアンドダンプ(風説の流布)」が広まっている仮想通貨市場

実際に、大半の仮想通貨は具体的なユースケース(活用事例)を持っていないと言えます。「詐欺ICO案件」が横行していて世界各国で問題視されています。仮想通貨およびICOは完全に禁止している国もある程です。

SEC(米証券取引委員会)は、価格を故意に操作する目的で偽の情報を流す「ポンプアンドダンプ(風説の流布)」が広まっているとして、仮想通貨投資家に注意喚起をしています。そして実際に多くの決済が停止されています。

最近ではアメリカとカナダの当局が連携し「仮想通貨一掃作戦」を開始しています。これは詐欺の疑いがある仮想通貨企業やICOを捜査しているといいます。また米証券取引委員会は、仮想通貨における事業に対する捜査を3月に開始しています。

まとめ

仮想通貨市場はまだ若く、法的な整備が追いついていない状況だと言えます。仮想通貨ブームにより、仮想通貨投資の初心者投資家が急増していて「ポンプアンドダンプ(風説の流布)」の威力が高まってる中、リップルは、その実用性の高さからも、今後の展開が期待されている送金システムです。その性能を最大限に活かすことができる仮想通貨がXRPは、ビットコイン(BTC)の値動きに左右されることもなくなるかもしれません。

リップルの新プロジェクト「Xpring(スプリング)」を発表 初となる送金以外のサービス

2018.05.21