リップルCEO「xRapid」の正式版近日中にリリースと発表

Ripple(リップル)社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、オランダで開催されたカンファレンス「Money20/20」でのCNBCのインタビューで、「全世界の複数の大手銀行が「xRapid」正式版を導入するだろう」と発言しました。そしてこの発言にともなって、現在ベータ版で提供されている「xRapid」の正式版が近日中にリリースされる予定であると発表しています。

リップル提供のプロダクトのひとつ「xRapid」

Ripple(リップル)社は、従来のシステムより、スピーディかつ低コストな方法で、国内外での銀行と銀行の架け橋となり、金銭の取引を可能にするソリューションを開発しています。そんなリップル社は、「国際決済サービス」を開発、提供をしています。

現在リップルが提供しているプロダクトは「ripplenet」「xCurrent」「xVia」「xRapid」の4つとなります。

その中の1つで、法定通貨を取り扱う金融機関同士の即時送金を可能にした法人向けのソフトウェアソリューション「xCurrent」は、既にスペイン最大の金融機関「サンタンデール銀行」を含む、全世界100社以上の金融機関で導入されています。つまり「xCurrent」は銀行がしようする「リップルネットワーク」だといえます。そしてここでは仮想通貨「XRP(リップル)」をシステムに利用しません。一方で、リップル社は、通貨の流動性が低く、「法定通貨」を所有していない新興市場を向けの「xRapid」という別のソリューションも提供しています。

「xRapid」大手送金業者は既に試用

「xCurrent」に対して「xRapid」は、海外送金される通貨はxRapidのシステム上に送られ、「XRP(リップル)」に替えられてから「ブロックチェーン」を介すことで、スピーディに安価で移動させ、送金した先で必要な通貨に変換することが可能です。

すでに、手送金業者の「ウェスタンユニオン」や「マネーグラム」などの大手送金業者は「xRapid」の試運転をスタートしています。この、ウェスタンユニオンがリップルを採用したことについて、リップルCEOは「ビットコインより1000倍速く1000倍安い」と自信たっぷりに主張しています。

まとめ

リップルネットワークを拡張しつつ「xRapid」など注目プロダクトの正式版リリースなどが控えています。リップル社CEOのGarlinghouse氏は、この先も名のある銀行が流動性を高めるツールのひとつとして「xRapid」を導入していくことに強い自信を持っているといいます。さらに、今後も複数の金融関係の企業が活用していくことも示唆しています。このようなことからリップル社の創業当時からの思想「価値のインターネット」がさらに前進していっていると言えます。今後も仮想通貨市場だけではなく、金融間をも豊かにするリップル社から目が離せません。

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2018.05.21