フィリピンのRCBC 日本の銀行と提携しブロックチェーンを用いた送金サービスを展開

フィリピンのRCBC(Rizal Commercial Banking Corp)が、ブロックチェーンを用いて日本とフィリピンを繋ぐ送金サービスを展開する計画をたてていることが明らかになりました。

りそなグループの傘下にあたる2社の銀行と協力し、より迅速でコストパフォーマンスの高いサービスを提供するとしています。

日本に滞在するフィリピン人向けのサービス

RCBCのマニー・ナルシソ氏によれば、この事業はIBMの世界規模のブロックチェーン・パイロット事業の一部として行われるとしています。日本で働いているフィリピン人を対象に、自国への送金時に使ってもらう目的のようです。

RCBCは、株式会社関西アーバン銀行と株式会社みなと銀行と提携するとしています。サービスの立ち上げの際マニー氏は「このサービスを日本で働くフィリピン人たちに使ってほしいと考えているため、日本の2社と提携しました。この技術を使うことによって、より迅速でかつ安価に送金することができます。」と述べています。

INMホールディングスが「リミックスポイント」と資本業務提携を実施

2018.06.21

アジアの中で最も送金額が高い日本

送金の画像
さらに、近年成長が著しいフィリピンのビジネスにおける機会の拡大の結果が、今回のような日本とフィリピンの提携となったことを付け加えています。

今回のブロックチェーンでの送金サービスの計画に、なぜ日本を選んだのかについてマニー氏は、日本からフィリピンへ送金する際の金額が高いのを理由としてあげており、アジアの中で日本は最大の送金額としています。

フィリピンの中央銀行の統計データによると、日本に滞在するフィリピン人の送金は1ヶ月で1億ドルを超えているようです。日本には多くのフィリピン人が働いており、その数はおよそ12万人とも言われています。ブロックチェーンでの迅速で安価な送金サービスが実現すれば、送金する機会はさらに増えることでしょう。

ブロックチェーン技術はクレジット払いにも使われる

フィリピンの銀行は送金サービスだけにとどまらず、ブロックチェーン技術はクレジットカードによる支払いにも使われています。

ユニオンバンクの責任者を務めるヘンリー・ローエル・アグダ氏は、農業を営む4人の貸し手と契約を結び、効率的なサービスを潜在的小規模な顧客に提供するプラットフォームの拡充に努めたいとしています。

まとめ

フィリピンに拠点を置くRCBCが、日本とフィリピンを繋ぐ送金サービスの計画を立てていることがわかりました。この計画にはブロックチェーンが使われるようで、迅速でコストパフォーマンスの高いサービスを提供することを目標としているようです。このサービスが利用できるようになれば、利用者は増えていくことでしょう。

UCバークレーが仮想通貨とブロックチェーンの教育講座をオンラインで開始することを発表

2018.06.20