オランダの仮想通貨取引所ブラックポートがアメリカに参入 最大手のコインベースに挑戦する計画も

オランダの仮想通貨取引所ブラックポートが、アメリカの市場へ参入する計画を明らかにしました。

アメリカで最大手となる仮想通貨取引所コインベースなどに挑戦する計画も進めているようです。

仮想通貨取引所ブラックポートとは

2017年に設立されたばかりのブラックポートは、50万人を超えるトレーダーを抱えており、その中の2割はアメリカを在り処にしています。これにより「アメリカドルの取引ペア」「ソーシャルトレードの機能」「仮想通貨を含んだ新しい機能」といったこれらを、今後数ヶ月の間にプラットフォームに追加することを計画しているようです。

ホワイトペーパーには、高度なトレーダーに従いその取引をコピーするようなソーシャルトレーディング機能を含めることで、今までにない新たな仮想通貨取引体験を創出することを目標としていることが記されています。

ブラックポートトークンの機能

ブラックポートトークンはイーサリアム(ETH)ベースのERC20トークンであり、ユーザーがサービスの追加や割引取引料金を支払う際に機能します。プラットフォームとエコシステムの開発資金を調達するため、トークンセールとして2018年初頭に1,400万ユーロ(日本円で約18億円)を調達しました。

設立者であるセバスチャン・リヒター氏によると、アメリカでの仮想通貨取引への関心が特に強かったようですが、新規参入者を惹きつけるユーザーフレンドリーなソリューションが不足していたと述べています。

ブラックポートは、オランダのアムステルダムに拠点を置いており、仮想通貨取引のパブリックベータ版をリリースしています。欧州のユーザーはこれによって、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめとする計5種類の仮想通貨の購入、取引、販売が可能となりました。

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アメリカで最大手の取引所コインベースに挑戦

コインベースに挑戦する画像
さらに、2018年下旬にアメリカの市場へ参入したブラックポートは、リーダー的存在の取引所「コインベース」に挑戦する計画を立てています。コインベースは、サンフランシスコに拠点を置いており、設立されてから6年間アメリカで最大手の取引所として1つの立場を確立しています。

しかしコインベースは、ここ数ヶ月間ユーザーからの批判が相次いでいます。134ページに渡って苦情が書かれているファイルがSEC(米国証券取引委員会)に提出され、そこでコインベースを批判するユーザーたちは「顧客からの苦情に対して無視をし続け、対応が不十分。ユーザーから資金を盗んだ」と強調しています。

まとめ

アメリカの仮想通貨業界では、定評のある仮想通貨取引所に挑もうとする国内外の取引所が徐々に増えてきています。そのため、近年ますます競争が激化してきているのが現状です。活性化するアメリカの仮想通貨市場の行方には、世界が目を離せない状況になっています。今後、複数の企業はどのような立ち位置になっていくのか注目が集まります。

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