仮想通貨市場を騒がせる「GACKTコイン」ことSPINDLE(スピンドル)

5月24日に発売された「週刊新潮」によると、GACKT(ガクト)氏のみが所属するという「個人事務所」が倒産していたと報じました。倒産した理由については「不明」とした上で、関係者によると、億単位の「使い込み」の疑いが同事務所の関係者にあったと芸能関係者は明かしています。

この報道を受けGACKT氏は、自身のブログを更新し、「無理やりボクに関連づけている」と苦言を呈し「品格を疑ってしまう」と真っ向から否定をしています。また、事務所の倒産に関して、自身とは無関係であることを強調しました。

世界初の5箇所同時上場を果たす「SPINDLE」

GACKT氏が関わったことで話題を呼んだ仮想通貨「SPINDLE(スピンドル)」は世界初となる、仮想通貨取引所HitBTC、Yobit、BTC ALPHA 、LIVE COIN、Exrates「5箇所同時上場」したことで、さらに注目を集めています。

GACKT氏は22日に更新したブログで

「この仮想通貨の市況がまだまだ悪い中で、ようやく一つのゴールと新たなスタートを迎えることとなった。去年からこの仮想通貨プロジェクト【SPINDLE】のコアメンバーとして関わって来たが、SPINDLEは世界に広がる五カ国の取引所に同時に上場することとなった」「世界中でSPINDLEの流動性がここからますます上がって行くことは本当にうれしいことであり、まずはここまでSPINDLEを応援し支えてくれた世界中の方々に感謝の気持ちを届けたい。本当にありがとうございます」

と感謝の意を述べています。

2017年は「仮想通貨元年」

昨年の2017年は「億り人」が続出し、空前の仮想通貨ブームとなりました。また、同年に仮想通貨法が施行され「仮想通貨元年」と呼ばれています。「億り人」と、執拗にもてはやされた人たちは富を誇り、まさに仮想通貨バブルの年となりました。

しかし、2018年に入ってからは、日本の大手仮想通貨取引所「Coinchek(コインチェック)」がハッキング被害に遭い、580億円相当にも上る仮想通貨「NEM(ネム)」が流失する事件が起きました。この「コインチェック事件」は、熱を帯びた仮想通貨市場に、冷水を浴びせることになりました。

現在、世界各国で、仮想通貨を規制をする動きが強まり、法整備も認められつつあります。このことから、世間でも仮想通貨は「危険」「怪しい」という認識は、少しづつではありますが、薄れつつあるのではないでしょうか。

多くの意見、批判が飛び交う

GACKT氏のように知名度が高い人物が関わると、さまざな憶測が飛び交うのが宿命といえます。それが「仮想通貨」ならば、尚更のことでしょう。「プロジェクトSPINDLE」が参画した昨年末にも、GACKT氏に対して多くの意見や批判の声が相次ぎました。

この頃、同プロジェクトの「違法性」について指摘した投資家らに対してGACKT氏は「帰り道の一人歩きには十分お気をつけください」などとブログ上でコメントを綴ったことで「脅迫まがいだ」と、インターネット上で大きな騒ぎとなり、物議を醸しました。

GACKT=実業家・大城ガクト

本来はアーティストであるGACKT氏が「実業家・大城ガクト」として「SPINDLE」にコアメンバーとして携わっています。GACKT氏が本名を明かすのはこれが初めてのことだと言います。

さらに、SPINDLEでの立ち位置については「広告塔ではなく、いち事業者」と語っていて、本気でプロジェクトを運用していくと、意気込んでいるようです。このことから、GACKT氏の本気度が伺えます。

公式サイトの情報によると、GACKT氏のプロフィールが掲載されていて「ビジネスインフルエンサーとして国内外の企業を牽引」などとして、これまで表沙汰になっていなかった「実業家」としての一面がわかります。

SPINDLEは金銀取引のオンラインサービスを提供するBullion JapanのCEOである平井政光が率いる、金融に特化したコンサルティング集団・Blackstar&Coが手がけるプロジェクトです。

仮想通貨カンファレンス「BLOCK ONE powered by SPINDLE」

ビットコイン の神・ロジャー・バー
5月1日に千葉・幕張メッセ開催の予定だった大規模な仮想通貨カンファレンス「BLOCK ONE powered by SPINDLE」の実施が、急遽中止となってしまったこともあります。

同イベントは、SPINDLEが主催で、GACKT氏も出演する予定でした。また、YouTuberとしてもおなじみのAppBankのマックスむらい氏をはじめ「ビットコインの神(ビットコインジーザス)」と呼ばれるRoger Ver(ロジャー・バー)氏もの登壇予定だったため、非常に悔やまれる結果となってしまいました。

「会場キャパに対し4倍以上もの応募があった」

GACKT氏は「BLOCK ONE」を延期した理由については「会場キャパに対し4倍以上もの応募があった」「自由に入場できる方法だったため、このままでの開催は危険と運営本部が判断した」と説明しました。

開催を予定していた「幕張イベントホール」の収容数は「最大9,000席」とされています。その4倍以上の応募があったということは、相当な数の人が参加する予定をしていたことがわかります。これは「ガクトコイン」ことSPINDLEの話題性と期待値の表れと言えるでしょう。

まとめ

「GACKTコイン」こと、仮想通貨「スピンドル(SPINDLE/SPD)」は、今月、仮想通貨取引所Yobitなどの海外取引場で世界初となる5カ国同時上場を果たしました。しかし、その「価値」は急騰することはありませんでした。SPINDLEを購入した時期によっては、「5分の1」以下までの暴落したことになります。また、追い討ちをかけるように、真偽は別としてGACKT氏の個人事務所に関する「ネガティブ」な話題があがったことで、一部のユーザーからは「大丈夫なの?」「裏切らないで」などの声が相次いであがっています。

一方のGACKT氏は「SPINDLEは今年中に計十二ヵ国の取引所に上場準備が始まっている」としています。SPINDLEは、その話題性が高く、知名度があるGACKT(大城ガクト)氏関わったものの、少々静かな船出となりました。しかし、ホワイトペーパー(それぞれの仮想通貨の仕様書のようなも)で説明している通りに順調に進めば、彼の名声と相まって、再びSPINDOLが脚光を浴び、価格が上昇する可能性を秘めています。現段階で全てを判断するのは時期尚早と言ってもいいかもしれません。今後も何かと世間騒がせている「GACKTコイン」ことSPINDLE(スピンドル)の動向に注目が集まります。

GACKT(ガクト)氏が手がける仮想通貨SPINDLE(スピンドル)が上場も不調か

2018.05.21