仮想通貨IOTAがUNOPSと提携 ブロックチェーン技術で業務の効率化を目指す 

UNOPS(国際連合プロジェクトサービス機関)が、仮想通貨「IOTA」との提携を発表しました。

IOTAの「tangle(タングル)」という技術を用いて、業務の効率化を目的としているようです。

IOTAとは

非中央管理型のloTデバイス向けの仮想通貨として開発され、loTの文字から「IOTA」となりました。

IOTAは送金手数料がかからないアルトコインとして知られており、ICOでの調達額や取引所上場後の高騰がニュースでも取り上げられています。さらに、時価総額が一時期4位まで躍進した仮想通貨でもあります。

注目されている背景に、tangleという独自技術があります。これは、loTデバイス間で行われる小規模なデータの送信や受信などのやり取りを、手数料無料で行えることが大きな特徴となっています。

Tangleは、仮想通貨で利用されているブロックチェーンと似た働きをする構造を用いています。

IOTAはどう貢献するか

UNOPSは、国家の平和と発展を達成するために、国連やそのパートナーを支援しています。インフラストラクチャ、プロジェクト管理、調達、財務管理、人的資源などあらゆる取り組みをしてサポートしています。

両者の提携は、データ管理用にオープンソース分散型台帳を進めるIOTAの革新的なテクノロジーが、UNOPSの業務の効率向上にどのように貢献するか調査することを目的としています。

IOTAは効率化に役立つ

UNOPSのブロックチェーン技術特別顧問を務める山本芳幸氏は

「我々が共有しているビジョンは、機械、デバイス、センサー、そして人々が互いに繋がり、コミュニケーションを交わすようになる『インダストリー4.0』の世界である。」

と説明しています。

さらに「そのような処理を、仲介者を必要とせずに同時に機能できるテクノロジーの活用は、組織としての国連の任務遂行を効率化することに役立つだろう。」と付け加えています。

期待集まるIOTA

UNOPSは、ブロックチェーンを推進しているIOTAのオープンで優れた技術に期待を寄せています。

両者が提携することで、UNOPSの業務をさらに効率化するための概念実証の開発に加え、トレーニング・ワークショップやソートリーダーシップ・セミナーを行う計画を立てているようです。

まとめ

これまでIOTAは、あらゆる企業や団体と提携しています。オランダのElaad Nlが、IOTAを利用した世界初の電気自動車充電ステーションを発表しています。また、台湾では首都の台北市がIOTA財団と提携し「スマートな町」を目指して、多数のプロジェクトが進められています。IOTAの先進的なブロックチェーン技術は幅広い分野で応用されるため、今後もIOTAの活躍から目が離せません。

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