コロンビアでブロックチェーン協会設立 仮想通貨の普及に注力

コロンビアにある6社の企業が提携し「コロンビアブロックチェーン協会」を設立しました。

同協会は、仮想通貨とブロックチェーンの普及を促し、仮想通貨分野の規制に関する事項について政府に助言を行うことを目標としています。

ブロックチェーン協会設立

BudaColumbia、BitcoinColumbia、InColumbia、Cajero.co、PamdaGroup、RSKの6社が協会に参加しています。

ボゴダで開かれたイベントで、各社の代表とコロンビア国立大学の研究グループであるinTIColumbiaの共同責任者マウリシオ・トーバー氏が、組織の目的について議論しました。

トーバー氏は権力を乱用し不必要なコストをかけ、コロンビア人を苦しめている従来の金融機関を非難し、現在のシステムに市民が不信感を抱いていることについても言及しています。

同イベントでは、金融応用以外に情報セキュリティや知的財産、エネルギー部門、選挙制度、不動産の登録などの、他分野でのブロックチェーンの使用についても議論されたようです。

仮想通貨は将来人助けする?

BudaColumbiaのCEOであるアレハンドロ・ベルトラン氏は、中南米における仮想通貨の未来についての持論を述べ、推定2億人以上と言われる銀行口座を持たない方々の手助けになると話しています。

また、移民が法定通貨を用いて、故郷の国に送金することがいかに複雑であるかについても言及しました。

金融危機にブロックチェーンが役に立つ

2017年にECLAC(国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会)が、中南米大陸の金融機関が経営難に直面する問題に、ブロックチェーン技術が役立つ可能性があるとしています。

ベネズエラなどの中南米諸国では、市民に仮想通貨について学ぶよう促し、石油に裏付けされた仮想通貨「ペトロ」を発行しています。

ビットコインは通貨ではなく資産

また、コロンビアでは銀行が仮想通貨に関わることを禁止とし、中央銀行は「ビットコインは通貨ではなく資産である」という見解を示しています。

さらにコロンビア金融監督局は、ビットコインへの投資やその保護を許可せず、仮想通貨のリスクを知り、それを受容する責任はそれぞれ個人にあるとしていました。

まとめ

コロンビアで6社の企業により、ブロックチェーン協会が設立されました。仮想通貨とブロックチェーンの普及を促し、仮想通貨分野の規制に関する事項について政府に助言を行うことを目標にしているようです。仮想通貨の未来は、推定2億人以上の方々を救うと言われています。今後どのような動きを見せるのか注目が集まります。

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