FX決済サービスのCLSが行うブロックチェーンを用いた決済の最終テストが近いうちに開始

FX決済サービスのCLSは、ブロックチェーンを用いた銀行向けのペイメント・ネッティング・サービスの最終テストまできていることが明らかになりました。

銀行のITシステムに導入される同サービスは、世界のFX市場の規格化レベルを向上し、処理コストを下げることが期待されているようです。2018年夏にローンチを予定しているそうで、まずは7桁以上の銀行がこのシステムを利用する見込みです。

CLSが提供する2つの接続オプション

FX機関が手動で処理を完了させる傾向にあるFXマーケットは、規格化が遅れているとされています。これにより、ペイメント・ネッティング・サービスへのアプローチは不統一で、コストが高いと指摘されています。

CLSはメンバーに向けて、自社でノードを保有して分散型台帳技術でデータを連携するやり方と、CLSが管理するサーバに国際銀行間通信協会のネットワーク経由でアクセスするやり方といった、2つの接続オプションを提供する計画を立てているようです。

広報担当は、初期段階では顧客はSWIFTをより頼るだろうとしていますが、サービスが成長して顧客の導入も増え、分散型台帳技術がより成熟すれば前者は増えるという見方を示しています。

500万ドルを投資しているCLS

戦略開発チーフを務めるアラン・マーカード氏は、データベースが十分にプライバシーを保護した状態を保つため、銀行は運営のノウハウを構築する前に、ソフトウェアをインストールすることはできないと説明しています。

CLSグループが行う決済サービスの提供先には、ゴールドマンサックスやJPモルガン、シティグループなどがあります。CLSグループは、2018年5月下旬にブロックチェーン・コンソーシアムのR3に、500万ドル(日本円で約6,000万円)を投資しています。

まとめ

FX決済サービスのCLSは、IBMと開発している銀行向けのペイメント・ネッティング・サービスの最終テストまできていることが発表されました。このサービスは銀行のITシステムに導入され、これによりFX市場の規格化レベルを向上し、処理テストを下げることに期待が寄せられています。ペイメント・ネッティング・サービスに世界から注目が集まります。

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2018.07.01