中国でブロックチェーンを新たなコア技術として発展させるべくMITTが総力をあげて取り組むよう政府に要請

中国政府に対して、MIIT(工業情報化部)の副部長はブロックチェーンを新たなデジタル経済のコア技術として発展させようと、総力を挙げて取り組むよう要請したことが明らかになりました。

MIITの副部長を務めるシン・グオビン氏は「2018国家製造強国専門家会合」の中で、重要な役割を持つブロックチェーンを、戦略的視点から理解するべきだとしています。

ブロックチェーン利用に必要な計画

シン氏は、国家製造強国建設指導グループの責任者を務めており、ブロックチェーンを用いて中国を産業規模で開拓し、経済や社会といった分野においてブロックチェーンの導入を加速させなければならないとしています。

産業規模での、ブロックチェーンの利用における問題を確実に解決するという中核目標を達成するためには、ブロックチェーン技術利用に前向きな規制や制度を整える環境整備に向けた計画が必要だとしています。

この目標に向けてブロックチェーン分野を促進するため、政策方針の強化や制度的制約の緩和といった、環境の最適化が必要だと主張しています。

国家主席もブロックチェーンを絶賛

依然として仮想通貨に厳しい姿勢を取り続けている中国政府ですが、明らかに国内の仮想通貨取引はマイナスの影響を受けています。しかし、ここ数ヶ月で中国のブロックチェーン分野は勢いを増しており、政府上層部が支持しているというのが、この状況に拍車をかけているといいます。

中国の国家主席に習近平氏は、ブロックチェーンについて「国家の命運や国民の生活に深く影響を与える」と述べています。また、付け加えるように「新世代の技術」と絶賛しています。

同国の中央銀行は長期的ビジョンを追求し、ブロックチェーンを統合しようとしています。仮想通貨ウォレットに関する特許を出願したほか、小切手をブロックチェーンを用いてトークン化するという新たなシステムの開発を行っていることを発表しています。

まとめ

中国のMITTが政府に対して、ブロックチェーンを新たなデジタル経済のコア技術として発展させるために、総力をあげて取り組むよう要請をしたことがわかりました。中国といえば、仮想通貨に対して厳しい姿勢を取り続けていますが、ブロックチェーン分野はここ数ヶ月で勢いを増し、国家主席の習近平氏が支持していることがこの状況に拍車をかけています。中国のブロックチェーンに対する動向に、今後も目が離せません。

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2018.07.14