カリブの島バハマ島 中央銀行が試験的なCBDCの導入を開始

バハマ中央銀行が、試験的なCBDCの導入を計画していることが明らかになりました。

今のバハマ島には、完全なデジタル決済サービスの開発はこの時代のガバナンスにおいて必須だと、同国の副首相兼財務大臣を務めるK・ピーター・ターンクエスト氏が述べています。

バハマとは?

アメリカから最も近いカリブの島であり、東海岸に住むアメリカ人にとってハワイのような存在だと言われています。アメリカ東海岸からの直行便が出ており、フロリダからわずか1時間だそうです。

バハマにはいくつかの島があり、その中でニュー・プロビデンス島にあるナッソーが首都となっています。同国ではバハマドルが使われ、アメリカドルと価値は同じのようです。

ナッソーにはお金持ちが集うパラダイスアイランドがあります。ナッソー北部にある小島ながらも、高級ホテルがいくつも建っています。ハリウッド俳優のニコラス・ケイジ氏も別荘を持っており、世界でも有数のリゾート地となっています。

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グランド・バハマ島はデジタルの楽園となるか?

バハマ島の海辺の画像
ピーター氏が、同国で行われた仮想通貨やブロックチェーン関連のカンファレンスで、グランド・バハマ島が同国の仮想通貨産業におけるハブになることを望んでいると発言しています。

ピーター氏は目的としてグランド・バハマ島を地域におけるデジタルの楽園に変えるとしており、ブロックチェーンを全国レベルで採用していくと提唱しました。バハマ政府は、ブロックチェーンに基づく教育修了証を発行する試験的プログラムを、国立研修庁卒業生に対して開始しています。

営業免許やパスポート、国民保険などブロックチェーンを適用する方法を調査すると期待しているようです。

バハマ島の周りの島でも導入する動き

バハマ島の近隣の島国でも政府による仮想通貨やブロックチェーン導入の動きが見られています。

マーシャル諸島では「Soverrign(ソブリン)」という法的根拠を持つCBDCとして発行法案が可決されており、アメリカドルと共に法定通貨として流通させる方針を発表しています。

バミューダ島でも仮想通貨やICO関連の規制草案を発行し、仮想通貨やブロックチェーンに友好的な法的枠組みの整備を進めています。そして、大手取引所のバイナンスと現地の大学、そしてブロックチェーン関連の企業へ10億円を超える金額の投資協定を締結しています。

まとめ

バハマ中央銀行がCBDCの導入を計画しているようです。グランド・バハマ島を地域おけるデジタルの楽園にしようと考えていることを、同国の副首相兼財務大臣を務めるK・ピーター・ターンクエスト氏が述べています。バハマ中央銀行の今後の動向に、世界から注目が集まります。

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