アメリカで公聴会の証人が不正な選挙献金を行う際に仮想通貨を用いる可能性に対する懸念を表明

アメリカで犯罪やテロに関する委員会が開催した公聴会で、不正な選挙献金を行うにあたって、証人らが仮想通貨を利用される可能性についての懸念を表明しました。

この公聴会は、上院議員であるリンゼー・グラム氏によって主催されました。

選挙資金法に仮想通貨を用いることでのリスクとは

IDPAY(アイデンティティ決済協会)のスコット・デューウィク会長は、アメリカの政治プロセスに影響を与えるのに仮想通貨は最適だと述べています。

スコット氏は、ビットコイン(BTC)のような仮想通貨と、中央集権型の仮想通貨の双方を分析対象として含めたことに言及し、このように相対的になっている匿名性を、犯罪者はありがたいものとして捉えているとしています。仮想通貨が世界規模になる上での問題について、アメリカにあらゆる場所を繋げ、幾多の取引所のネットワークを生み出す可能性があることだといいます。

スコット氏が評価したアメリカの選挙資金法を回避するために、外国人が仮想通貨を用いることでのリスクに、ファイナンシャル・インテグリティ・ネットワークのデイビット・マレー氏は同意しています。証言の中で同氏は、仮想通貨と仮想通貨を交換する際に透明性の問題が発生すると述べています。

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ロシアの仮想通貨使用がアメリカの懸念事項

ロシアの国旗とビットコイン(bitcoin)の画像
スコット氏が最も懸念材料として考えているのが、ロシアによる仮想通貨の使用によって、アメリカの政治システムに影響を及ぼすことだとしています。同国では、政府が独自通貨に興味を抱いているほか、仮想通貨に関する13%の税を導入しようと検討しています。

スコット氏はロシアを、マネーロンダリングから利益を得るために、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨を利用するという立場に置く可能性があるとしています。

さらに、ブロックチェーン技術がもたらす可能性についてスコット氏は絶賛しています。仮想通貨とブロックチェーンの双方について同氏は、これらのシステムは本質的に、クレジットカードや現金よりも悪いというわけではなく、面目を失わせるべきではないとしています。

まとめ

仮想通貨はあらゆる場所で使われていますが、使い方によっては懸念が広がるようなこともあります。今回も、テロや犯罪関連の委員会で不正な選挙献金を行うにあたり、仮想通貨を使用する可能性についての懸念が広がっています。また、ロシアが仮想通貨を使用することによって、アメリカの政治システムに影響を及ぼすのではないか、というのも懸念材料とされています。ブロックチェーン技術には絶賛している意見が多く、ブロックチェーン技術はアメリカの未来をどのようにもたらしてくれるのでしょうか。

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